ここのところ原作のあるドラマを見る機会が増えました。映画も含みます。キャストへの違和感や、そこそう表現する?というような驚き、終わり方をどう捉えればいいの?という感想もありました。
今季の月9、フジテレビの月曜日21時からのドラマ「元彼の遺言状」も、ドラマ先行で本当はどんな原作?と後追いで原作を読みました。
久しぶりで綾瀬はるか主演のドラマを見ましたが、なかなか素敵でした。カツカツとハイヒールで歩く姿を見て「靴」が目につきました。
ヒールの細さと靴底の色合い。あれは「ルブタン」ってヤツでしょうか?
衣装をまとめたサイトを発見。やはり「クリスチャン・ルブタン」らしいです。それにしても靴以外の衣装もハイブランド中心で「お金が欲しい」「お金が好き」な剣持麗子(役名)さんのイメージにぴったりです。
ギラギラし過ぎないけれど、どう見ても高そうなダブルのジャケットや真っ白なコート。
トム・フォードが多いのかな?
※クリスチャン・ルブタン(Christian Louboutin)…1964年パリ生まれのデザイナー。高級婦人靴の他に服飾雑貨も展開。レッドソールと呼ばれる靴の底が赤くマニキュアを塗られたようになっているのが特徴。パンプスは、6万~7万台のようです。
わたしが知っている所有者は、地方ですのでどちらかと言うと剣持先生のような固い職業より、高そうなお店のマダムがひとり。なかなか雪国では高価なパンプスを見かけることが少ないです。
原作一冊をシリーズで扱うのではなく、オリジナルストーリーを織り交ぜて別の作品からも要素が取り込まれています。
なので「元彼の遺言状」を一冊読んだだけでは、原作とどう違うかというより、原作をふくらませた「ドラマ化」であって登場人物が重なるけど「別作品」と思った方がいいです。
が、今のところ原作は原作で、ドラマはドラマで面白いです。大泉洋って、日曜日冷酷な鎌倉殿を大河ドラマで見て、月曜日すっとぼけたバディ、篠田を見ると、なかなか幅の広い役者さんだなあとファンになりそうです。
今後、剣持麗子がなぜお金にこだわるか、については解き明かされない方がいいかなと思ったりします。お金で失敗したとかでないような気がします。お金が好きって公言しながら、嫌味がなく可愛げも感じます。
どこか手が届きそうで届かない感じが、ドラマとして楽しめるキーワードのように思うこのごろです。
では、また。

コメント