スタジオジブリの作品には、いろんなタイプのファンがいます。わたしは、造形になったジブリのオブジェを見るのが好きで、これまでも東京都三鷹にある「三鷹の森ジブリ美術館」にはオープン時何度も予約を取っては通っていました。屋上に立つ朽ちたロボット兵のオブジェなんて、本当に詩情豊かで物語のシーンに没入できます。
”一冊の雑誌からジブリが始まった”とキャッチコピーのつけられた展覧会「アニメージュとジブリ展」は、東京、宮城、大阪を経て、2022年3月27日まで秋田市で開かれています。
この後、福岡(4/8-7/10)、広島(7/16-9/4)へ巡回が予定されています。(スタジオジブリの原点を振り返る展覧会「アニメージュとジブリ展」HPより)
会場の外には、ダンボール製の「王蟲(オウム)」が飾られていました。なんかグッときます。目の色は青くあって欲しい。
「風の谷のナウシカ」は、映画は劇場とTVで数回見たほか、アニメージュコミックスでも読んでいます。全7巻なので、映画よりドラマが多く、クシャナのファンになりました。映画だけではわからないクシャナの生い立ちや、その後のナウシカが語られています。ちょっと物悲しい部分もあります。

前売り券(1,200円)を買っていなかったので、当日平日券(1,300円)で入りました。平日は、土日祝より200円安いです。土日祝は、1,500円。平日でも春休みだし、と混雑を気にしていましたがひとつのコーナーにいても4,5人程度でした。そうか、学生さんよりもっとターゲットの年齢層は高いのかもしれませんね。
入ってすぐのエリアは、撮影OKでした。すぐにNGエリアになりましたが、OKのエリアもあり、撮影の可否がわかりやすかったです。SNSへの投稿もOKです。
展示に関しては、スタジオジブリの一連の作品だけではなく、「アニメージュ」の貴重な表紙、「ガンダム」や押井守監督作品「天使の卵」の貴重な資料、天野喜孝さんの作画、ほかにも多数セル画などなどアニメファンなら必ずどこかで足がピタリと止まる展示です。

造形師「竹谷隆之」作の「風使いの腐海装束」は、もしかしたら等身大のナウシカでしょうか。朽ちていく巨神兵を見守っています。
物語の世界を表現している空間にいるのが、とてもワクワクしました。そしてジーンと作品のことに思いを馳せて何度も噛みしめるような時間でした。
地下には、展覧会特設ショップが設置されていてグッズを買うだけなら入場券なしでも購入可能です。
ここで、”天空の城ラピュタ”のワッペンが刺繍されたポーチを購入。バッグインバッグでお財布を入れるつもりでサイズを合わせてチョイス。
ツメの甘かったわたしは、ファスナーの位置が内側に入っているのに気づかずミニマリストっぽいあの薄いお財布は、ギリギリで入りませんでした。
そして、同じものをAmazonでも発見したのです。
約21センチの幅は、一番広い部分で「ファスナー部分」は1センチは少ないです。長財布は、あきらめて「予備のマスク」やハンカチ、ティッシュなどを入れることにします。とほほ
実物をあの数だけ秋田で見て、選べる機会は少ないと思います。アトリオンに行く用事があったらのぞいてみてはいかがでしょうか?
また、秋田市にこの展覧会のために訪れた方は、地下に秋田の物産館「あきたの」もありますのでお土産はそちらでもどうぞ!
またTVでジブリ作品が放映される機会もあるでしょう。何度でも観たい作品だなあと思います。ありがとう、アニメージュ&スタジオジブリ!
では、また!
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