道の駅巡り:男鹿はオガーレ

シタナミという巻貝 マイクロツーリズム

朝のあいさつが、すっかり遅れてしまいました。今日の秋田市、朝からさらに暑くなり、母を連れてたまたま遊びにきた妹、姪と一緒にドライブに行くことにしました。今日の最高気温32度、最低気温22度。ドピーカンな晴れの一日。30度を超える日がずっと続いています。

向かったのは、日本海の沿岸を走って約40分。秋田県男鹿市にある道の駅おが「なまはげの里オガーレ」です。男鹿半島の付け根にある船川港側に2017年オープンした比較的新しい複合施設です。

子どものころ家族で小さい巻貝を拾いに、男鹿(おが)の海に何度か行きました。デパート勤めで、なかなか休日の合わない父が、夏休みに連れて行ってくれたのでした。ニシガイという巻貝は、塩ゆでして爪楊枝を刺してクルクル回しながら身を外して食べるのですが、小さい貝なので、すぐに食べきってしまい、何度も何度も世話しなく食べ続けた記憶があります。

今日の直売所には、小さい巻貝が二種類あって両方買ってきました。こちらが、夏の風物詩と地元で呼ばれている「イボニシガイ」です。造形がとても美しいです。

シタナミという巻貝

水から弱火で塩ゆでするようにと包みに調理法が貼ってありました。このような気遣いは、助かります!

空腹で買い物をすると、あれもこれも買ってしまいそうになる四人組なので、まずは、腹ごしらえ。併設している「東洋一の海岸線にある男鹿のレストラン」という名のお店でランチ。わたしは「しょっつる焼きそば」(980円)にしました。魚醤を使った味付けで、具材も海の香りに満ちていて美味しくいただきました。妹は、「ハタハタフライ丼」、姪とその真似をした母は「甘エビのパスタ」。エビのワタが入った平たいパスタでした。

しょっつる焼きそば

さて、買い物は、さきほどの貝が二種類。訳あり「紅ズワイガニ」、鯛のカブトを塩焼きにしたもの、いよいよシーズン到来の「メロン(3Lサイズ)」。もう晩御飯の支度はできたようなものです。

一匹まんまの採れたての魚は、店内でさばいてももらえます。魚の包装には、釣ってきた船の〇〇丸と書いたシールが貼られていて、魚市場のようでもあります。直売所は、野菜や果物だけではなく、魚介類が新鮮で豊富なのが道の駅おが「オガーレ」の大きな特徴です。

帰り間際に、キッチンカーで生ジュースを売っているのを見つけて姪がメロンジュースに反応。甘すぎないさっぱりとした季節の味でした。

生ジュースのキッチンカー

季節は、すっかり「夏」です。旬の食材を堪能しに、近場へマイクロツーリズムいかがですか?
夏には、夏生まれの食材がわたしたちを楽しませてくれます。地元の食材を再発見するチャンスでもあります。コロナ禍で遠出がしにくくなっている今がそのタイミングです。

感染対策万全にし、今度は、そろそろ出始めの「枝豆」を求めて近場の直売所巡りをしてみたいと思います。「枝豆」と言えば、ビールの美味しい季節でもありますね。美味しいクラフトビールも地元産が揃っています。こんなに地ビールってあったんだ、というくらいブリュワリーも増えてきました。個人で立ち上げた小さい醸造所が町の中にあったり、グラウラーというポットのような密封できる容器に欲しい量を計って売ってもらうこともできたり、楽しみ方のバリエーションが豊富になってきました。

しっかり遊んで、しっかり働く。そんな夏になりそうです。
来週からは、オリンピックも始まります。どういう形で進んでいくのか予想もつきませんが、TVで観戦したいと思います。

夕方になって風が出てきました。そろそろ気温も下がっていい時間です。階下では晩御飯の準備の音がしています。紅ズワイガニの出番でしょうか。

では、また明日!素敵な週末をお過ごしください!
そして、日曜日もお仕事の皆様、お疲れ様です!

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