昔話:すぐそこにいた「サギ」

両手招き猫 お金の話
両手で「人」と「お金」を招くねこ

おはようございます。秋田市予想最高気温31度、最低気温26度。くもり一時雨で降水確率50%。
結構長く生きているので、いろんな経験をしています。ここ5年くらいにしても、相手が100%過失の追突事故三回とか。わたしが迷惑運転しているみたいですね(苦笑)。
新卒OLの時は、新聞記事に載るような火災がすぐ近所であって水を外からかけられたり…。

今は「おれおれ詐欺」に変化していますが、人の善意に付けこむ「サギ」は昔からありました。

高級品のまがいもの

これは、わたしがまだ小学生高学年かその頃の話です。
ひっかかったのは、平日の昼間在宅していた母と祖母。玄関に飛び込んでくる若い男性。「会社の商品を傷つけてしまって、戻れない。なんとかこのオーストリッチ(ダチョウ)のハンドバッグを買ってほしい。このままでは会社で困ったことになってしまう。」というような内容。

・母も祖母も、そもそも本物のオーストリッチがどういうものかよくわかっていない
・若い人がいきなり飛び込んできて、とても困っているようだ

「わかった、買ってあげる」と祖母が自室からお財布を持ってきて、そのニセモノバッグを受け取り、嫁である母に「使いなさい」とくれたそうです。

よくいえば、だまされてあげたんだと思います。母は、本物のオーストリッチだと思い込んでいましたが。とほほ

輸送中に商品を汚してしまって、会社に戻れない、というエピソードって、会社の書類を紛失して賠償しなければならないみたいな「オレオレ詐欺」のエピソードと似ている気がします。

社会で仕事をしていれば「保険に入ってるでしょ?」とか、「きちんと上司に説明した方がいい」とアドバイスするかもしれません。

この子を助けたい、という善意に付けこむのなら、平日の昼間民家に突入となるのでしょう。

いまだに「オレオレ詐欺」がなくなりません。パターンを変えて、人の信じたいという気持ちや助けてあげたいという善意に付けこむ犯罪は後を絶たないのが悔しいです。が、ひっかかってしまったら、
・国民生活センター「消費者ホットライン」…電話「188」
・警察相談専用窓口…電話「#9110」
に、電話してみてはいかがでしょうか。

寸借詐欺(すんしゃくさぎ)にひっかかった

バブル華やかな頃、わたしは美術画廊に勤めていました。ヤマガタなんとかの版画は扱っていませんでしたが、生で本物を目にしたり、手にしたりできたのは得難い体験でした。

ある日の展示会にひとりの女性がふらっと入ってきました。ウィンドウに飾ってあった日本画がとても気に入ってしまったと言います。ほかにギャラリーには人がいなくて、わたしが売り上げを立てたらちょっとお手柄かもしれないという金額でした。

「お財布を持たずに来てしまった。ちょっとお昼を食べてからまた戻ってくるのでお昼代を貸してほしい。」という嘘にのってしまいました。

売り上げを立てたかった焦りと、普通の中年の女性に見受けられたこともあり、お金を貸してしまいました。ほめられたかった、いい人になりたかった。そこを突かれてしまいました。

その女性は、戻ってきませんでした。だよね

借りる、貸したの証明ができないところがこの「寸借(すんしゃく:ちょっとかりる)詐欺」の特徴で、なかなか立証できないことが多いそうです。

きっとこの女性はこういうことを繰り返すでしょう。いつか現行犯でつかまっても、治らないような気がします。

今のわたしなら現金の話が出た段階でやんわりと「てもちがないんです」と言えるでしょう。そのときは、気を悪くして絵を買う気がなくなったらどうしよう、と思ってしまったのです。

お金の話が多いと嫌がられる

そんなこんなで、お金の話をしがちになると友達に「あなたはお金の話多いよね」と言われたことがありました。守銭奴みたいに思われたんだと思います。

わたしは、お金が好きだから大事にしたいんだ、と答えたけれど少し赤面していました。みんながみんな「ちょっとお得な話」が好きなわけでもないのでした。

それでもわたしたちは、お金を通して社会とつながっています。きれいごとではすまない現実でもあります。

共感してもらえていると思ったら、そこを利用されることもあります。「お金」は「お金」。それ以上でもそれ以下でもない、交換の手段と思いたいです。

固定のパート収入が終わってしまいました。今月は、税金の納付書が届く予定。ドキドキしています。人口や企業の少ない地方で国保税や住民税を納付するのは、しんどいです。が、これも決まり事。できないとしたら、救済策もあるはずです。

ぼちぼち大好きなお金と付き合っていきたいものです。
では、また明日!

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