蚊取り線香の匂いが苦手です

植物の除虫線香 植物の力

おはようございます。連日の酷暑いかがお過ごしでしょうか?今日も朝から暑い秋田市予想最高気温33度、最低気温23度。早朝24度台もありましたが、熱帯夜に近い状況です。降水確率が50%になりましたので、一雨あるかもしれません。どんどん最低気温が上がってきています。参ったな。

さて、日本の夏、耳元で蚊にプーンと飛ばれると、見えないところで既に刺されているような気持になります。そして「かゆみ」といういかんともしがたい被害。ナイスなタイミングでバチっと捕らえた時、血が出たりした時の無力感。

対策として、そもそも、ボウフラを発生させないという根本的な対策があります。庭仕事用のバケツだとか、放置されている鉢に溜まった雨水など除去するべきですよね。地方の築50年超の一軒家に住んでいると、家の周りは、蚊のための巨大生息地のようなものです。気づいたら溜まった雨水を捨てることしかできません。

蚊取り線香があるじゃないですか。できれば薬剤の使用が少ないものがいいと選ぶのですが、あの匂いが苦手です。のどが痛くなります。そう伝えても家主(老母)は、「わかった」と言いながら変えてくれません。家主の丈夫さには、こちらが先にへたばってしまいそうです。

年を重ねるごとに、苦手なものが増えていく店子(わたし)と、どんどん感覚が鈍くなっていく家主。買ってきて渡した電子蚊取り器は、何個も引き出しにしまわれています。いちおうのご提案とご提供をしているのですが、伝わっていません。わたしも、どこかのタイミングで鈍感力を手に入れるかもしれません。それまでの辛抱かも。

ということで、わたしが一日の大半を過ごすスペースでは、「自然の恵 除虫線香」を使うことにしました。30巻で1,000円ちょっと。ある地元スーパーの売り場で迷っていたら、ばったりオーナーの家族の方に会って「それ高いけど、一年で使い切らないから。」と一押しされました。

植物の除虫線香

「殺虫剤」ではないのです。植物の香りで虫を寄せ付けないのだそうです。効き目としては、弱いかもしれませんが、合成殺虫剤の影響を受けて頭が痛くなったりするケースもあるということなので、わたしの何か合わないなあ、という感覚もあながち神経質さの現れでもないようです。

主原料は「除虫菊(中国産・北海道産)」で、ほかに「椨(たぶ)、国産」、「白樺(北海道産)」を原材料としています。

わたしは、漢方養生スクールに通っていましたので、それぞれの薬効が気になります。

「除虫菊」とは、殺虫成分「ピレトリン」を含むキク科の植物です。殺虫効果は、あるものの「そのままの状態ではほどんどない」んですね。では、わたしを不調にさせていたのは、そこから抽出して効果を高めた「ピレトリン類似化合物ピレスロイド」だったのか?(「除虫菊ってなに?」という金鳥さんのサイトより)

「椨(たぶ)」が都道府県名ではなく「国産」という表記なのは、複数の地域にまたがっているのではないかと思われます。「椨(たぶ)」は、クスノキ科の常緑高木で、樹皮を粉にして、粘結剤として線香のつなぎに使うようです。また、植物性芳香成分である「クマリン」を含みます。

「白樺」は、薬草として期待さる効能があり、北欧・フィンランドでは活用が盛んです。サウナにおいて白樺の樹皮で背をたたく習慣も肌へ成分を浸透させるためとか。

これらの植物は、虫の忌避効果と芳香によるアロマテラピーの癒し効果もあるそうですが、香りは好き好きだろうなというのが「わたしの」感想です。桜から香る「クマリン」ほど、芳香は感じられないですが、のどはいがらっぽくなったり、痛くなりません。

どの蚊取り線香メーカーも「人体に影響はありません」と明言していますし、のどがいがらっぽくなったら、換気をよくし、濃度を薄めるという方法もあります。が、体質的に不調を感じる人が一定数いるのも確かです。より心地よく、毎日を過ごすためのひとつのアイディアとしてお伝えしました。これだけ毎日暑い日が続いています。夏がどんどん長くなっているような気がします。「蚊」対策は、これからも調べていこうと思います。

では、また明日!今日は、6月度の給与支給日最後のお振込みを記帳してきます。

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