おはようございます。昨日の天気予報とは少し変わって湿った風が冷たい秋田市予想最高気温23度、最低気温19度。くもり一時雨で降水確率50%。母がくしゃみをしています。
先日のリベラルアーツ大学両学長のライブで、50代からの積立NISAについて質問がありました。学長の回答を聞いて思ったことを書いてみたいと思います。
わたしは、積立NISA始めました。先に一年分入金しておいて、そこから積立へ回すプランです。一年以内に、やってみて続けるかどうか決めようと思います。

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シニア世代は、すでにFIREとは年齢的に無縁ですが、学長もおっしゃっていたようにFIRE達成された方々の「マインド」は参考になります。自分では思いつかないこと、刺激的な手段など気になることを取り入れるのはありだと思います。
ただ、あと20年くらいで「収入が減っていく現実」「落ちていく体力」「家族が全員健康でいられるか」など不安要素を抱えていく身としては、上り坂の方の体験談より同世代の専門家のアドバイスがリアリティあるかな、と思います。
わたしが、投資家三人組「藤野英人さん」「渋澤健さん」「中野晴啓さん」が組んでいた「草食投資隊」に出会ったのは2014年でした。
長期に積み立てるファンドとiDeCoを各地の地方銀行を通して講演活動をされていました。
わざわざ秋田県五城目町まで普通列車でやってきて、秋田銀行主催でセミナーとオフ会をされました。秋田県外からも参加者がいらっしゃるユニークなセミナーでした。
その夕食時、思い切って聞いてみました。
「わたしが、父の遺したお金をそのまま大手証券会社で相続しているが、勧められた金融商品がどうも配当はいいけれど元本が減っている気がする。本を読んだら自分がわからない金融商品は解約した方がいいとあったが、どうしたらいいか?」
三人は目を合わせて「まだ、説明なしにそんなことやってるんだ、大手さんは。でも、今その金融商品は目玉として勧められていることが多いはず。誰の本ですか?」と聞き返されました。
「山崎元さんです。」「あー、それは納得!」みたいな流れになりました。
わたしが毎月数万円配当を受け取っていた金融商品は、「毎月分配型」であるだけでなく「ランド建て」でした。ランドってどこの通貨かわかりますか?南アフリカの通貨で高金利なんです。
南アフリカランド→米国ドル→日本円という流れで、外貨は都度換金に手数料を乗せて動きます。
元々の資金があの程度なのに、なんで毎月そんなに配当できるんだろう?と思ってから毎月データを記録していました。なんだか元のお金が減っているような気がするのです。
これが、自分の足を食べるタコになぞらえて「タコ足配当」と呼ばれていることもその時知りました。なるほどいいこと言うわ。
2014年大手さんの金融商品を解約して、三等分して三人の会社のファンドに移し替えました。以後、順調に増えています。
いわゆるベビーブーマーが退職年齢になった頃、これらの「毎月分配型」商品が流行りました。
一世を風靡したのは「グローバル・ソブリン・オープン」という毎月分配型投資信託の先駆け商品です。
こちらは、2017年の記事ですが失速の原因が分析されています。
マネセツ「一世を風靡した『グロソブ』の失速に見る投信市場の今後part2」(2017/11/8)
分配を重視すると再投資が少なくなり、どんどん利益が出にくくなるということもなるほどなあと思いました。
久々でグロソブの情報を見ましたが、基準価額が「5,000円」台になっていてびっくりしました。最高値「11,686円」つけたのは1998年…。
高いところで買った人は、ある段階で解約していると思います。なので、全員が資産を減らしているわけではありません。
逆に買い時と判断される方もいらっしゃると思います。一時の印象で悪者扱いしてはいけないですよね。
口座を放置せず、ウオッチング欠かさず、変だなと思ったら調べて「納得」することが大事だと思います。
勧められるままに、買ってはいけない。自分でどういう商品なのか、わからないものには手を出さない。これは、どの年代層にも知って欲しいことだと思います。

これもなかなか刺激的なムック本です。が、できれば「最新刊」の著作が情報としては適当かと思います。が、お金にまつわるマインドだったり、基本的な知識は、最新刊でなくとも響いてくると思います。
そんな簡単にお金儲けができたら、みんなお金持ちになってますよね。お金、お金というとお下品かもしれませんが、お金は大事だし自由への源です。無理せずぼちぼちいきます。
では、また明日!
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