12月決算を迎えた会社は、株主総会を終えて、3月下旬に配当を確定したり、株主優待を発送したりします。わたしのポートフォリオで12月決算の銘柄はふたつ。
どちらも「プーチンによるウクライナ侵攻」の影響を大きく受けています。
JTこと「日本たばこ産業」は、昔の専売公社です。このご時世に「たばこ」を推す?と思われがちですが、「医薬事業」や「加工食品事業」も展開しています。
わたし自身は「たばこは嫌い」です。ただ企業として「たばこ以外の分野」を評価したいと思っているのです。
配当利回り(予想):7.07%(Yahooファイナンスより)
「喫煙に関する健康上の懸念の増大」は、一番のリスク。嗜好品ではありますが、お酒と共に依存性があり、煙が嫌がられる存在です。
現在日本における販売数量実績は減ですが、売上は増。「海外たばこ事業」では市場シェアが伸長しています。
その中の主要市場「ロシア」のシェアが2021年12月でプラス。今後はかなり不透明です。
「ロシア市場における現在の状況に関するお知らせ」というプレスリリースがJTのHPに2022年3月10日にアップされています。
また、ウクライナに工場があります。つい先日の株主総会では、代替生産地を選定中という回答があったそうです。
そんな持ち株、初めての配当(決算時)は、「1株:75円」×100株で7,500円(税込)。中間配当が6月もあります。株価の評価損益では「マイナス0.84%」。
世界情勢も含め、手を引くのであればもうとっくに売却していなくてはいけないです。売却しなかったということは、しばらくこの配当利回りが続くか見守ろうと思っているからです。

「INPEX:インペックス」が、元の「帝国石油」だと知らずにいました。帝国石油は帝石という略称で地元でも有名な企業でした。自宅近所に所有する広大な敷地があって、今も社員寮があります。
半官半民の国策会社として設立され、1950年に民間会社として再発足。2006年国際石油開発株式会社と共同持株会社として「国際石油開発帝石ホールディングス株式会社」が設立。
国内外で石油・天然ガス等の権益を持つ大手石油開発企業です。筆頭株主が経済産業大臣という特殊な会社です。
配当利回り(予想):4.56%
400株保有していますので、配当金が税込で11,200円。
エネルギー関連の銘柄を、とENEOSとふたつ持っています。
三月のJ-Reitは少し持ち直しました。
NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型(1343):税込で3,260円です。
三月の配当金は合計で21,960円。決算銘柄の入金が大きかったです。
このほかに、せどりでラクマが三件で6,900円。頑張りました。
さて、ロシアとウクライナの本当の被害と今後の展望が気になるこのごろですが、もう少しじっとしていようと思っています。
どんな春になりますでしょうか。では、また!
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