先日、3月決算の保有銘柄からの配当金のことを書きました。が、7月に入ってからぽつぽつと株主優待が届きました。
決算が3月末→株主総会はその後三カ月以内に開かれる→配当などの決定がなされる→配当金が振り込まれる→株主優待が発送される(6月下旬から7月アタマ)
という流れになり、初めて株を買った時には優待品が届くまでとても待ち遠しかったことを覚えています。
QUOカードで届く株主優待は、金額もはっきりしていますし、送料も小包系より経費がかからず、日本独自の贈答文化である「株主優待」にかかる割合をコンパクトにできているのではないかと思います。

画像にあるように、いつからいつまでの株主が、どれくらいの株数を保有しているか、でいくらのQUOカードがもらえるか、わかりやすいケースに入って届きました。
カードの表面には、取り組んでいることなどが書かれていて、株主へ向けてのメッセージが感じられます。
ちなみに、立花エレテックという会社は、三菱電機のFAシステム、ルネサスエレクトロニクスの半導体デバイスを主とした電機、電子商社。(FA:Factory Automationの略で生産工程の自動化を図るシステムの総称)
「株主優待」という制度は、日本で生まれた独特の文化です。なので、すべての会社が優待している訳ではありませんし、株主自体が「優待より配当を!」と思っている方も多いです。
ただ、ちょっとしたおまけやサービスが嬉しい心理もありますよね。ボーナス時期には、ボーナスで買うお勧め株主優待銘柄ベスト〇みたいなムック本が書店に並びます。
人気なのは、カゴメ(2811)でしょうか。新製品など商品が送られてきます。カゴメは、円高円安の影響を受けにくい銘柄で、何度か売買して利益確定したことがあります。優待を受け取って「あれ?わたしトマトジュース苦手だったわ」と気づいてから、権利日直前に手放すことにしていました。
株主と認定されるには、「権利日」を守らなくてはいけないのです。この日に保有していた人が、その期の株主である、という認定がされます。決算のギリギリの日が権利日ではありません。告知をサイトなどで確認するか、ほどよい株価の時にゲットしておくことをお勧めします。
長谷工コーポレーションの株主優待も届きました。各種割引券です。該当するものの値段が高価なので、3%が意外と高額な割引になります。
リフォーム工事の予定がある方は、チェックしてみてもいいのでは?高齢者住宅・有料老人ホームの入居一時金って、お高いはず。

株主優待を見ることで、この会社が「リフォーム工事」や「高齢者住宅」に取り組んでいることが見えてきます。時代に応じたサービスだなあと思いました。
貯金から投資へ、と他人に言われても何をどうしていいか見当もつきません。証券会社の言いなりになるのは、手数料を献上しているだけのようであまりお勧めできません。
社会の流れ、生活の変化に対応している会社を応援する、という気持ちを持って新聞やニュース、テレビで見かけた新しいサービスなどをチェック。
たとえ株価が下がっても慌てない程度の額で最初の一歩を踏み出してみてはいかがですか?
少々暑い日が続き、そろそろ一日の最高気温に向かっているようです。ショッピングモールに避暑に出かけることにします。冷房効きすぎ対策でストールは欠かせません!
では、また!
冷感マフラーってあるんですね!
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