おはようございます。冬眠前の動物のようにノロノロと食料を探す朝の秋田市予想最高気温8度、最低気温マイナス1度。雨のち雪で降水確率90%。夕方からグッと冷え込みそうです。
先日、行きつけのカフェでオーナーである友達のAちゃんが「ホットドッグ用にマスタードを手作りしようとしたがうまくいかなかった」というのを聞いて、むらむらと自分でもやってみたくなりました。
楽天ROOMに購入した材料である「イエローマスタードシード」を載せたところ「えー!すごいですね!自家製マスタード⁉考えたこともなかったです!」とコメントいただきました。なかなかコメントいただくことがなかったので、それでは「手作りレシピ」を調べてみようと思い立ちました。
たまたま「発酵ごはんエブリデー」という特集に心を奪われて購入していた「うかたま:vol.64」をパラパラめくっていたら”「小さい自給」を訪ねて”というシリーズに「タネからつくるマスタード」という記事がありました。
インターネットで検索してヒットして見つけることが多くなってきていました。たまたま開いた本で欲しい情報に出会う偶然にちょっと興奮。これは、やるべき作業なのです、きっと。
というか、手作りの粒マスタードはちょっとしたブームなのかもしれませんね。みなさんの記憶にありませんか?自分で作る調味料や飲料は定期的に流行る傾向が見られます。
塩レモン…。自家製甘酒…。
取り急ぎ楽天市場「筋野商店」さんに頼んだ「イエローマスタード」と「ブラウンマスターシード」が今日中に届くことになっています。他の材料も準備しなくては!
記事を読み進めていくうちに、これはこの取り組んでいる方のストーリーなのだな、という気持ちになってきました。材料が「からしな」ではなく「温海かぶ」の種を使われています。試行錯誤しての自給生活がとても生き生きとしています。

が、最初はセオリー通りに作ってみたい。そして、そこから自分の今の生活に合った作り方に応用していきたい、と思いました。
大きなきっかけを「うかたま」でいただき、では次はダイレクトに情報へアクセスしてみます。
「スパイスびと」というサイトで、三種類のレシピを知りました。その中の本格的な粒マスタードに挑戦してみようと思います。材料がとてもシンプルです。追加で用意するものは「白ワインビネガー」だけです。砂糖と塩は手持ちの材料を使います。
頼んでいたマスタードシードが「ホワイト」ではなく「イエロー」なのでもしかしたらレシピとは違った仕上がりになるかもしれません。種にワインビネガーなどを吸収させる時間が必要になってきますので、出来上がり次第再度アップします。
失敗しても公開します。
そういえば、冷蔵庫に「米こうじ」を入れたままになっていました。26日(日)のもちつきの時に「発酵あんこ」を作って持っていこうと思っていたのでした。
砂糖を使わずに「米こうじ」であんこを作る、というのが気になっていました。その後、材料は手にしたものの「レシピ」はそのうちにと放置状態。締め切り間際に、集中して作業するパターンは、子どもの頃の夏休みの宿題への取り組みと変わりません。人はなかなか変わらない部分を持っています。
「うかたま」に戻って作り方を再確認します。小豆をよく煮てから、炊飯器の保温機能を使って「米こうじ」の力を借り「小豆のでんぷんを糖に分解」させるという方法でした。
発酵が進み過ぎると「酸っぱくなる」ので気を付けて作業しなくては、です。寒い時季ならではの作業です。
熱は、暖房や器具を使って「温度を上げてやることは比較的簡単」です。逆に一瞬で高温になってしまう時季には「発酵が進み過ぎる危険性が高い」です。
急激に温度を上げない方法としては、お湯を張った容器に入れる「湯煎(ゆせん)」という方法も使えます。
「うかたま」とはどういう意味なのか、気になります。食べものの神様「宇迦御魂神(ウカノミタマカミ)」にあやかったネーミングだそうです。コンセプトは「まるごと、食べごと。」食のまわりにある暮らしのすべてを含んでいます。
季刊なので、最新号は2022年1月号です。バックナンバーも数は少ないのですが残っています。
「本」って、今すぐ使わない情報でも自分のタイミングでふと必要な時が出てきたり、面白いものです。今回は9月に買っていた、この「うかたま:vol.64」を活用してみる機会に出会い嬉しい気持ちでいっぱいになっています。
では、あなたにも嬉しい出会いがありますように!わたしは白ワインビネガーを求めに冷たい雨の中出かけてきます。
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