おはようございます。来週の土曜日は「新年」です。風は冷たいが、積雪のない秋田市予想最高気温5度、最低気温0度。くもりでくもりで降水確率50%。体感温度は低めです。
クリスマスでよく見受けられるお菓子に「ヘクセンハウス」があります。ドイツ語で「魔女の家」を意味するお菓子の家は、ヘンゼルとグレーテルを思い浮かべます。
最近の若い方たちは「グリム童話」や「アンデルセン童話」って読むことあるんでしょうか?翻訳が古いと日本との風習の違いで、意味が分からない部分も結構あります。
無印良品では「自分でつくる」シリーズに「生地からつくるヘクセンハウス」という商品があります。ネットストアでは在庫なしになっていますが、店舗状況を調べるとまだあるところもあります。
材料がほとんどそろっていますが、自分で用意するものもあります。作る直前にマニュアルを見るのではなく、買ったらすぐチェックしてください。手順も先に把握しておくといいでしょう。
作り方を見ながらやる、では、途中で勘違いや意味がつかめなくて手が止まってしまうことがあります。
このキットでは、型紙がついていますので自分で次に材料を用意して応用編を作ることもできます。
わたしは、加藤千恵さんの「うれしい!おいしい!贈るお菓子」に載っていた「ヘクセンハウス」のレシピで作ってみましたが、生地の厚さが5ミリという比較的厚めのクッキーをナイフでカットして成形しました。
卵白でアーモンドスライスをはりつけたり、細かい作業が続きます。

粉砂糖と卵白で作った接着剤が雪のように見えるので、若干厚めになっても問題ないです。
もうちょっと繊細で上級編は「富澤商店」さんのレシピもお勧めです。こちらは「アイシング」に慣れている方向けです。アイシング部分を簡単にできればいいのですが、この繊細さがこのレシピの特徴だと思います。
クリスマスの時季に「シュトレン(シュトーレン)」や「パネトーネ」が取り上げられるようになってきました。次は何?とばかりに欧州の伝統菓子が店頭に並んでいます。
イエス様をくるんだような形の「ビルヴェッカ(ベラベッカ)」というフランス・アルザス地方のシュトレンに似たお菓子。これは、砂糖でかためてはいません。洋梨のセミドライが入るところがポイントです。
リッチテイストな「パンドーロ」はイタリアのクリスマス伝統菓子です。しっとりとしたパウンド生地のようなパンにたっぷり粉砂糖をまぶしていただきます。
クリスマスというからには、キリスト教の盛んな欧州に伝統菓子が多くあります。どういう歴史でできて、伝えられていったのかも知りたくなります。
さあ、明後日はクリスマスイブです。ご予定は立ちましたか?コロナ禍で飲食を伴う大人数の会合が自粛ムードです。お家でゆっくり、何かひとつ手作り品を用意してみるのも素敵ですね。
では、また!
この本は、中古しか今はないようです。ご参考まで。
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