読了「老後の心配はおやめなさい」荻原博子著 老親とわたしの参考書

老後の心配はおやめなさい

夏の終わりに、わたくし誕生日を迎えて「65歳」になりました介護保険の保険証も届きましたし、年金の受給についての手続きもしました。

そんな時、新潮新書の新刊(2022年8月20日発行)の”老後の心配はおやめなさい~親と自分の「生活戦略」”というタイトルはあまりにキャッチー。早速注文して読みました。

著者に感じる「先輩」感

著者の荻原博子(おぎわら・ひろこ)さんは、わたしより3歳年上の経済ジャーナリストで、ときどきテレビでもお見掛けしています。意見するタイプの指導者的雰囲気でしょうか。ファッションの印象は、リッチなおばさま風です。

著作も多く、女性誌の家計簿診断などでもきっぱりとした物言いが小気味よい語り口で、なるほどねえ、と納得することが多いです。

ただ、時折「そうとも言えないよ。」という小さなひっかかりを感じることがあります。金融リテラシーの少ない層にアドバイスするために、ところどころ端折っている部分があるのかもしれません。

さて新刊ではどういう展開でびしっと戦略を伝えてくれているのでしょうか?

確かにわたしもそう思う

見出しだけでもうなずきが止まりません。

帯の裏面【「目次」より】

きっぱりと「心配いりません」と最初にあります。そして提案と、やってはいけないことの示唆。心強い論調です。

確かに「親は意外にお金持ち」でした。老母に頼まれて年金を引き出しに行って、通帳を記帳してびっくり。70代まで会社員をやっていた亡父の遺族年金は、なかなかの額でした。

それを母は、惜しみなくお買い物に費やしていたのです。そのほかに、おこづかいを持たせてやったり、クルマに乗せてもらうとお礼と言ってはタクシー並みに車代を渡し、おそらく蓄えることは二の次かと思われます。

第二章の「親のお金を守りましょう」が、リアルに突き刺さります。

今年の3月から家計を引き継いで、公共料金や各種支払い、自宅のメンテナンス、次々寿命を迎える家電の買い替え(処分も)を体験中。繰越金を全額母に渡すのではなく、一部ストックしておくことを心がけています。

実際、銀行に預けておいても利息もわずか、支店だけではなくATMも減ってきています。現金でストックしておいてもいいのですが、キャッシュレス支払いも増えてきています。

コンビニで手数料なく出金できる口座に入れておくことにしましょうか。

親の老後、介護を体験しながら、せまりくる「わたしの老後」。

第二部もズキズキしみます。カラダが動くうちに、親とコミュニケーションがとれるうちにしておくことをピックアップして、ひとつずつこなしていきたいです。

人生百年時代、これからの30年は、あっという間に感じられたり、思いの外長く感じられたりするでしょうし、それに大きく関わってくるのが「健康」と「お金」だと思います。

そこを意識しながら、楽しく過ごせたら幸せですよね。

ま、明日よく考えます。では、また!


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