2021年の夏野菜始まる

なつぞらと里山 農的暮らし

おはようございます。既に25度を超えてきた秋田市の予想最高気温33度、最低気温21度。晴れ時々くもり。降水確率10%。これはもう、調べものあるふりして図書館へでも行きますか。

昨日の午前中、田んぼや畑のお世話になっている野育園へ行ってきました。午前中と言っても、11時近かったのでもう気温は急上昇中。早朝から作業をしていただろう園主さん、メンバーさん、誰もいませんでした。外での作業は、早朝の気温が上がる前と、夕方気温が下がってからにしないとカラダが保ちません。炎天下、熱中症で倒れてしまいかねない毎日です。

「なつぞら」っていう歌が脳内BGMでリフレインします。栽培時無農薬、無施肥なので、周りの農家さんに比べると野菜たちはスリムで、収穫量も少なめ、収穫までの時間もよけいにかかっているかもしれません。でも、その場で取って洗わずに、さっと味見できる、ためらいなく口に入れることができる、その辺の魅力は堪えられません。

そう、栽培時に無農薬、という言い方。農水省のガイドラインには「農薬:栽培期間中不使用」と表示するようにとあります。このガイドラインには、圃場(田んぼや畑のある土地)に流れ込んだり、地下に残った農薬がある限り「無農薬野菜」という基準に達しないと記してあり、だんだん決まり事が、決まり事で一人歩きしているような気になります。生産者も消費者も置いてきぼりになってやしないか、そんな気持ちになります。が、ガイドライン読み切る根性がなくて、ちゃんと言葉にするにはもう少し勉強の時間が必要です。

軽はずみなことは、言えないなあ、と痛感します。

それにしても、除草剤を使っていない田んぼは、こんなに雑草が生えるのか!という驚き。初年度から農家さんのご苦労をすぐに感じました。取っても、取っても、雨が降って気温が上がると、グンと伸びてくる「蒔いていない種の草たち」。田んぼの草取りは、稲が雑草より小さいうちは、充分に手をかけ、稲の方が生育がよくなると少しペースダウンしてもいい、と教えてもらいましたが、それにしても稲ではない草がぴょんぴょん生えていると、取らなくちゃと思うのです。
この土の中にどれだけの種が存在しているんだろう?すごいよ!汗だらけになって、草取りをしても、終わらない作業です。人の手で蒔いた種の脆弱さと、土の中にじっと潜んでタイミングを見ては出てこようとする種の強靭さに、毎度考えさせられます。先住民いるんだな、と。

こちらが、わたしの雑草多めの栽培エリアです。水色のアンカー(碇)を目印にしてみました。

あきらかに「稲に見えない先住の草たち」にまみれた「コシヒカリ」です。

そんな「自分たちの手で、自分たちが食べる農産物」のほかに、出荷して消費者に食べてもらう農産物があります。先日、角型食パンをリクエストしてくださった方から、規格に満たなかったという玉ねぎをいただきました。ちょうど鶏ガラで洋風のだし(フォン)を作ってストックしていたので、こぶりの玉ねぎを丸ごとベーコンと煮てみることにしました。それが、こちらの画像になります。

玉ねぎのスープ煮

食べきれずに、カットして小分けにして、ハヤシライスのルーを買ってきて第二形態にしました。が、それも食べきれずラップして、冷凍庫へ。週末やってくる姪に食べてもらいます。

おととし、秋田県に委嘱されたお仕事で、由利本荘市鳥海町という鳥海山のふもとに広がる豪雪地域の直売所へ出かけました。3月でしたが、夏の間に収穫した「きゅうり」「なす」「ゆうがお」などが塩蔵されてお店に並んでいました。たくさん採れた野菜を加工して、廃棄を減らし、生産物が少ない季節に販売する手段としての塩蔵品は、山菜に多く見られ実際山菜も出品されていましたが、「きゅうり」や「なす」まで塩蔵しているのは、初めて見ました。加工品を考える時、煮たり、乾燥させたりをまず思い浮かべるのですが、この方法の可能性もありそうです。思えば、肉も魚も塩蔵しますもんね。

早生の「枝豆」もお店に並び始めました。今年は、たくさん手に入ったら塩水に浸けて発酵させ、保存食にしてみたいと思っています。

季節を感じて、採れたての食材から力をいただく。
その野菜から里山が見えるといいなあ。旬の食材は、決して高くはありません。高いのは、出始めの「はしり」と呼ばれるもの。

明日も、日中の気温が高くなりそうです。農作業が日常になっている方々には、心から尊敬の念を持ちます。わたしは、ごめん、少し行けそうにないわ。思いを寄り添わせるとして、それをどう伝えていこうか。

ああ、もう27度!昨夜焼いたチーズブレッドを納品してきます。
では、また明日!

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